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開発案件 中善工業の製品

中善工業の開発案件実績

難しい開発案件への挑戦

大型製缶 大型建設機械部品中善工業では、過去に液晶ガラス搬送装置用レール・液晶ガラス基板転写装置用フレーム・太陽光パネル用シリコン切断装置用フレーム・電子部品製造装置フレームを量産品として製作しました。試作装置は、大手重電メーカー様から、装置治具部品(部品納入)、大型装置一式(部品製造・組立・試運転・納入まで)、大型エンジン架台一式(部品製造・組立・試運転・納入まで)、大手重工メーカー様向けの、造船関連の装置(部品製造・組立・試運転・納入据付まで)、開発設計型の真空装置(部品製造・組立・試運転・納入据付まで)等、厳重な守秘義務契約を要求される物件を多々製作しております。これらを、製作するたびに新しい発見があり、ものづくりの奥深さを実感しております。未来に向けた日本経済のために私たち中善工業は、今後も益々難しい開発案件への挑戦に努めてまいります。

世の中の変化に対応するとは?

中善工業の開発案件の始まりは、天井クレーンです。日本の高度成長時代の生産設備の基幹を成すものです。
昭和30年代より製造を始め累計生産台数1,000台近く生産しております。すべて、お客様の生産品目に合ったオーダー品でした。その後、いろいろな生産設備を手がけてきましたが、1975年以降のコンピューターの発展で生産設備に劇的な変化が起きました。

製造システムの重要点が機械から電気へ変わったのです。ものづくりの現場へ数値制御の概念が急速に入ってきました。それから以降、革新的な工作機械や設備機器が開発されると最初に導入した者に必ず先行者利得がありました。その後、ものづくりは経験や感を極力排除する方向にならざるを得なかったのです。今後も全世界でこのことは続くでしょう。今では数値制御できない加工は、限られたものになってきましたが逆に非常に重要になってきました。

革新的なアイデアは誰でも出来るものではありません。極限られた人に与えられた才能だと思います。日本が戦後世界で経済的成功したのは革新的商品ではありません。高品質低価格の消費材を国内で作り国内外で大量に売ったからです。現状、6重苦とも9重苦とも言われている環境では不可能です。また、日本で革新的なアイデアが出てきて、それで成功するにはかなりの時間がかかるでしょう。現状、開発型商品の中心を成すのは、革新的な付加価値の高い生産財と産業及び研究機関、または、産学共同の研究開発用の試作装置です。

日本ものづくりの目指す方向は?

生産財は大手メーカーが自社で自社の生産設備を作る場合もありますし、開発型の大企業・中小企業が製作する場合、大手メーカーのエンジニアリング子会社、設計のみに特化する企業等、本当に多岐にわたります。その最も重要な事は投資効率です。生産性向上と設備投資金額の比較です。そのためには、如何に効率よく生産するのか、如何に安く設備を作るのかが重要に成ります。その為、装置部品・製品はほぼ日本の技術があるものづくり中小企業が受注しています。ちなみに中善工業株式会社の生産設備の半分以上は自社開発です。又、試作装置は、特に国の予算配分、及び、執行方法により受注の増減が大きく、又、物件によっては超短納期対応を迫られる事がありそれに応えられる生産設備が必要です。

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